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Chow Games


 フィジー全国小学校陸上競技大会が11月18日、19日にスバのナショナルスタジアムで行なわれました。
 私はMACUATA地域代表チームの引率として大会に行って来ました。
 宿泊先はなんと小学校。初めての体験でした。
 天気は2日間大雨。大会決行か聞くと、TSUNAMI以外はやるよと答えられた!!(笑)
 この大会はいろんな意味ですごかった。
 今回は、大会で感じたことを復命書から抜粋してお伝えします。


出張復命書より

初めて目にする全国陸上競技大会はとても印象的であった。本当に小学生かと思わせる骨格、筋肉の付き方には感心するばかりであった。大会は、連日雨の中での競技となったが、子どもたちの一生懸命な姿は大変輝いていた。フィジーの人がこんなにも頑張るのかと、想像以上の熱の入り方に、見れば見るほど自分もその熱気に包まれ興奮した。

小学3年生から出場するこの大会は、歳が小さいと言えども、鍛え抜かれてきた足の速さに目を奪われることが多々あった。「野生児」という言葉がふさわしい彼らの潜在能力は驚くものがある。SUVAの陸上クラブや一部の大きな陸上クラブは別として、他の地域は大会の直前に一部の指導者によって練習会が開かれる。技術指導を全く行なわず、身体能力だけで勝ち上がってきたチームもある。このような状況での彼らのパフォーマンスは評価すべき点である。

一方で、健康・安全の面から、指導者の知識と指導が不足していると感じた。連日雨で気温が低いということもあったが、競技中に足をつったり、肉離れをしたりする子どもたちが目立った。また、400mでは殆どの選手が倒れこむようにゴールに到着していた。というより、倒れこんでいた。大会では、普段使わない筋肉をフル稼働させるため、それに耐えうる運動量を確保してきたのかが問題点である。いくら身体能力が優れていても、それ相応の練習をしていなければ、体がついて行かず怪我をする危険性が高まる。今回は、体が冷え切ってしまったことも原因のひとつと考えられるが、一番は運動量の確保、つまり指導の充実性が求められる。また、競技そのものは意識するが、エネルギー補給やアフターケアなどマネジメントに関する意識は低い。ランバサで毎週土曜日に開かれる練習会でも、ウォーミングアップはするが、競技後のクールダウンやストレッチなどが省かれていた。また、大会当日の食事は早朝のパンのみで、朝からトレーニング並みのウォーミングアップを施すため、子どもたちの体力の消耗が気になった。そのため、指導者に競技時には既にエネルギーがないことを説明し、競技前にバナナを摂取するよう促した。

 このように、課題は様々とあるが、逆にこれらの点を改善することで、フィジー人の競技レベルが高まり、国全体での運動の発展につながると考える。これから、いろいろな機関と関わっていくなかで運動とそれに関わるマネジメントについて伝えていきたい。
今回、自分が指導し付き添った選手の中には、入賞した子たちがいた。一方で納得のいかない結果に泣いて悔しがる子がいた。テントの裏で一緒に涙した。来年はメダルを獲ること、責任をもって指導することを約束した。大会新を狙った子は、体力が尽きチームメイトにも負けた。まわりからの期待と、その分のプレッシャーが大きかった。表彰台に上がり心の底から笑顔で喜ぶ子と、歯を食いしばり泣く子の対照的な姿に心を動かされた。来年はもっとサポートしたい、結果だけでなく、自分の競技に満足する笑顔をもっと見たい。



宿泊先の様子
キャンプ地 SUVA METHODIST PRIMARY SCHOOL
教室に寝泊りしました。宿泊学習のようでした!

お約束の枕投げ!!


まくら

朝食はツナサンドイッチ

朝食

レース前の祈り
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スタートライン 1500m
スタート

MACUATA ATHLETICS
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プロフィール

KENI

Author:KENI
小学校教諭
青年海外協力隊にてフィジーに派遣
任地ランバサにて小学校体育を指導中

趣味 ●ダイビング
    ●マラソン
    ●トレイルラン
    ●旅行

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